米Microsoftとソーシャルニュースサイト大手の米Diggは25日、MicrosoftがDiggの広告プロバイダーとなることに決定したと発表した。Diggには既にFederated Media Publishingが広告を配信しており、今後DiggにはMicrosoftとFederated Media両社が広告を配信することになる。
DiggとMicrosoftの契約期間は3年間で、MicrosoftはDiggに対してディスプレイ広告とコンテキスト広告を独占的に配信すると説明。さらに両社は将来的に技術や、広告のイニシアチブに関して共同作業を行なう計画を持つことについても合意している。
DiggがMicrosoftと広告配信契約を締結した理由として、Diggの創業者であるKevin Rose氏は公式ブログの中で、Diggの成長についていけるより大きな組織と、スケーラブルなテクノロジープラットフォームを持つ広告パートナーが必要だったこと、またそのことによってDiggの開発陣が新機能開発に集中できることを挙げた。
これに対して、1年半にわたってDiggに広告を配信してきたFederated Mediaは、今後総合的なスポンサー広告や、Digg Labsなどで行なわれている実験的な取り組みに対して広告を配信することが明らかになっている。Federated Mediaの会長で、ジャーナリストでもあるJohn Battelle氏はブログの中で、Microsoftを新しいパートナーとして歓迎しているが、DiggにおけるFederated Mediaの広告の役割に関してはコメントしていない。
Diggは2004年に公開された投稿型ソーシャルニュースサイトで、現在、ユニークビジター数が月間約1,700万を記録しているとされている。
関連情報
■URL
Microsoftのニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/Presspass/press/2007/jul07/07-25DiggPR.mspx
Digg公式ブログの該当記事(英文)
http://blog.digg.com/?p=89
Federated Media公式ブログの該当エ記事(英文)
http://www.federatedmedia.net/blog/archives/2007/07/big_news_for_di.php
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・ 投稿型ニュースサイト「Digg」の登録会員数が50万人を突破(2006/09/01)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/07/26 11:04
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