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CESA、オンラインゲームの不正事例をまとめた報告書を公開


 コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は26日、オンラインゲームにおける不正事例をまとめた報告書を公表した。同協会に加盟しているオンラインゲーム提供事業者に対するヒアリングにより、各社が蓄積している不正事例をまとめた。

 報告書では、オンラインゲームの運営規約で禁止されている不正事例について、オンラインゲーム内の仮想アイテムなどを現金で取り引きする「RMT」(Real Money Trade)や、不正なプログラムを利用してアイテムや経験値を稼ぐ「ボット行為」、ゲームソフトを改造する「チート行為」などについて解説。このほか、ゲーム内での不適切な発言や、運営者になりすましてアイテムなどを奪う行為などを不正事例として挙げている。

 CESAでは、オンラインゲームはコミュニケーションを図りながらゲームを進めるため「対人トラブル」に巻き込まれることがあり、トラブルを回避するには「トラブル事例を数多く知ること」「騙そうとたくらんでいる人間の手口を把握し危機管理意識を持つこと」が効果的だとして、トラブル事例をまとめた報告書を公開。オンラインゲームの運営者もトラブルを最小限に食い止めるための防止対策を進めているが、CESAではこうした取り組みをバックアップするとともに、ユーザーが快適にプレイできるよう今後も情報発信を進めていくとしている。


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URL
  ニュースリリース
  http://onlinegame.cesa.or.jp/20070726.html


( 三柳英樹 )
2007/07/27 11:03

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