アイシェアは30日、3Dバーチャルワールド「Second Life」に関する意識調査の結果を公表した。それによれば、現状ではテレビや雑誌での話題先行の色が強く出ており、認識率は高いものの「参加には興味がない」と答えが返ってくる「ねじれ」が起きているという。調査は2007年7月、アイシェアのメール転送サービスの会員を対象にインターネット上で実施し、合計585件の回答を集めた。回答者の属性は男性が51.3%、女性が48.7%。
Second Lifeの認識率では63.9%と過半数を超えた。知ったきっかけでは「雑誌・テレビ」が52.4%と半数以上で、「インターネット」の42.2%を上回った。一方、Second Lifeの経験者は3.8%にとどまり、今後始める予定についても「興味がない」(76.4%)に回答が集中した。
また、Second Life経験者の感想としては、「何をすれば良いかわからない」「動作が重い」がどちらも過半数を超えるなど、批判的な意見が多かった。経験者が「Second Lifeを始めた理由」では、「話題になっているから」が72.2%と大半を占めたことからも、ニュースによる先行性が伺えるとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://blog.ishare1.com/press/archives/2007/07/301015.html
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( 増田 覚 )
2007/07/30 16:07
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