アップルは7月31日、Mac OS X用のセキュリティアップデート「2007-007」を公開した。対象となるOSは、Mac OS X 10.4.10およびMac OS X 10.3.9。
今回のアップデートでは、SafariやiChatに発見された脆弱性のほか、PHPやSambaなどのオープンソースソフトウェアに発見された脆弱性などを修正。任意のコードが実行される危険のある脆弱性を含む多数の脆弱性を修正しており、アップルではユーザーに対してアップデートを推奨している。
アップデートは、Mac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」機能から行なえるほか、アップルのサイトからアップデート用のプログラムがダウンロード可能となっている。
このほか、アップルでは携帯電話「iPhone」と、Mac OS X版およびWindows版の「Safari 3 ベータ版」についても、セキュリティアップデートを公開した。いずれもMac OS X用のセキュリティアップデートと同様に、SafariやWeb関連の脆弱性を修正する。
関連情報
■URL
ソフトウェアアップデート
http://www.apple.com/jp/ftp-info/
Apple セキュリティアップデートについて
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=61798-ja
Security Update 2007-007
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=306172-ja
iPhone v1.0.1 Update
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=306173-ja
Safari 3 Beta Update 3.0.3
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=306174-ja
( 三柳英樹 )
2007/08/01 15:43
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