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USEN代表取締役社長の宇野康秀氏(左)とライブドアホールディングス代表取締役社長の平松庚三氏(写真は当時のもの)
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USENは3日、同社代表取締役社長の宇野康秀氏が所有していたライブドアホールディングスの全株式について、モルガン・スタンレー証券の関係会社と株式譲渡契約を結んだことを明らかにした。
宇野氏は2006年3月16日、フジテレビジョンが所有するライブドアの株式1億3,374万株を取得する譲渡契約を締結。株式は、USENとしてではなく宇野氏個人の資金で取得し、取得金額は94億9,554万円に上っていた。また、USENとライブドアは同日、業務提携を行なう契約も結んでいた。
USENによれば、宇野氏によるライブドア株式取得の背景には、当時混乱時期にあったライブドアの新経営陣・新体制を安定株主としてサポートするためで、今回宇野氏は「その目的・役割を終えた」と判断、今後のライブドアホールディングの発展のため、株式を売価することにしたという。
なお、USENは今後も引き続き、様々な事業領域でライブドアホールディングスと良好な協力関係を築く方針だが、資本提携については現時点では考えていないとしている。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.usen.com/admin/corp/news/pdf/2007/070803.pdf
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( 増田 覚 )
2007/08/03 17:53
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