Skypeは7日、「Skype for Windows 3.5」の正式版をリリースした。このバージョンは6月に最初のベータ版が発表されて以来、2回アップデートされていたが、今回の発表により正式版へと昇格した。Skype for Windowsダウンロードページでは、自動的にバージョン3.5正式版がダウンロードできるようになった。
今回公開された正式なバージョン番号は「3.5.0.202」だ。以前のベータ版からの変更点としては、Internet Explorerプラグインがバージョン「3.3.0.105」へとアップデートされたこと、エクストラマネージャーがアップデートされたことなどが挙げられる。そのほかに、特定の環境下で終話時にSkypeが突然終了するバグの修正、チャット開始時にごくまれにCPU使用率が100%になるバグの修正なども行なわれている。
Skype for Windows 3.2正式版からの大きな機能追加としては、動画をムードに追加できるようになったことが挙げられる。ムードとは、自分の気持ちを表現するための機能の1つ。ムードを表明しておくことにより、友人や同僚との会話の糸口になることもある。Skypeは欧州で人気の動画共有サイト「Dailymotion」および「Metacafe」と提携しており、自分が好きな動画をムードに追加することにより、友人たちと共有できる。
そのほかの新機能としては、ビデオ通話時に静止画を撮影できる機能や、通話転送機能、自動リダイヤル機能なども追加されている。
関連情報
■URL
ダウンロードページ
http://www.skype.com/intl/ja/download/skype/windows/
Skype for Windows 3.5.0.202の変更ログ
http://share.skype.com/sites/ja/2007/08/07/skype_for_windows_3.5.0.202.html
ニュースリリース(英文)
http://about.skype.com/2007/08/skype_takes_video_one_step_fur.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/08/08 11:34
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