マイクロソフト8月の月例パッチは9件、盆休み期間の公開に注意

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マイクロソフト8月の月例パッチは9件、盆休み期間の公開に注意

　マイクロソフトは10日、日本時間8月15日に提供を予定している月例のセキュリティ更新プログラム（修正パッチ）に関する事前情報を公開した。8月の月例パッチは9件を予定しており、そのうち6件が深刻度が最も高い“緊急”、3件が深刻度が2番目に高い“重要”となっている。

　今月の月例パッチは、日本では盆休みの期間にあたる8月15日が公開日となるため、休暇明けにはなるべく早くパッチを適用するなどの注意が必要となる。

　深刻度が“緊急”の6件は、Internet Explorer（IE）に関する脆弱性2件のほか、XMLコアサービスに関する脆弱性、Officeに関する脆弱性、Windowsに関する脆弱性、WindowsとVisual BasicおよびOffice for Macに影響のある脆弱性をそれぞれ修正する。いずれも外部からコードの実行が可能となる危険度の高い脆弱性となっている。

　深刻度が“重要”の3件は、Windowsに関する脆弱性、Windows Vistaに関する脆弱性、Virtual PCおよびVirtual Serverに関する脆弱性をそれぞれ修正する。WindowsおよびWindows Vistaに関する脆弱性は外部からコードが実行される危険があるもので、Virtual PCおよびVirtual Serverに関する脆弱性は権限の昇格が可能となるものとなっている。

関連情報

■URL
　マイクロソフトセキュリティ情報の事前通知 2007年8月
　 http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms07-aug.mspx

（三柳英樹）
2007/08/10 15:18

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