ノルウェーのOpera Softwareは15日、「Opera 9.23」をリリースした。JavaScript関連の脆弱性を修正したもので、Operaではすべてのユーザーに対してアップグレードを推奨している。Windows版、Mac OS版、Linux版などが公開されており、Operaのサイトからダウンロードできる。
Opera 9.23では、悪意のあるJavaScriptにより任意のコードが実行される脆弱性を修正している。Operaによれば、この脆弱性は、Mozillaが提供するJavaScript用のツール「JavaScript Fuzzer」によって発見されたという。
このほか、Windows版については、Windows Vista上で一部のマイクロソフト製マウスを利用している場合に生じていたスクロール時の問題を修正している。
関連情報
■URL
Opera
http://jp.opera.com/
リリースノート
http://jp.opera.com/docs/changelogs/windows/923/
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・ セキュリティ修正だけではない「Opera 9.22」リリース(2007/07/20)
( 三柳英樹 )
2007/08/20 13:17
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