地域コミュニティサイト「Lococom」および住宅・不動産情報ポータルサイト「HOME'S」を運営するネクストは23日、SNS・コミュニティサイトや地域情報の利用実態に関する調査結果を公表した。
調査は、全国都市部在住の20歳以上の男女で、1カ月に1回以上SNSやコミュニティサイトを利用している人を対象として実施。インターネット調査により、1,545人(男性686人、女性859人)から回答を得た。調査期間は6月19日~6月20日。
調査によると、普段参加しているSNSやコミュニティサイトのカテゴリーに関する質問では、「日記」を挙げた回答者が全体の62.0%と最も多かった。その他のカテゴリーは、「ニュース」が42.1%、「グルメ」が25.5%、「音楽」が23.3%、「レシピ」が21.2%など。
男女別に見ると、利用カテゴリーとして「日記」を挙げた割合は、女性が67.3%、男性が55.4%で、女性の方が日記に対する関心が高い。その他のカテゴリーでは、「株式・投資・マネー」「コンピュータ・インターネット」などでは男性の利用率が高く、「グルメ」「レシピ」「旅行」「コスメ」などでは女性の利用率が高い。
SNS・コミュニティサイト利用者に対して、他にインターネットで行なっていることについての質問では、「検索サイトの利用」(94.5%)、「電子メール」(94.5%)、「ニュース閲覧」(81.6%)、「インターネットショッピング」(79.5%)、「インターネットバンキング」(68.9%)などが回答として多く挙がった。男女別では、インターネットバンキングのほか、音楽・画像のダウンロード、ブロードバンドコンテンツの視聴などで男性の利用率が女性よりも高い。
地域関連情報に関する質問では、地域に関する情報の入手先として「クチコミ(友人・知人)」を挙げた回答者が全体の39.6%と最も多かった。特に女性では49.8%が友人・知人のクチコミを地域情報の入手先として挙げている。その他の情報入手先は、「テレビ番組」が35.4%、「地域の広報紙」が34.5%、「新聞の折込チラシ」が32.5%、「新聞の地方版」が32.4%などで、「インターネットのサイト」は24.0%にとどまっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.next-group.jp/news/pdf/20070823.pdf
HOME'Sリサーチ SNS、コミュニティサイト利用者の実態調査
http://club.homes.co.jp/research/20070823/
( 三柳英樹 )
2007/08/23 15:25
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