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DVD作品をネットからダウンロードしてDVDに書き込める「iDVDt.com」 |
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iDVDt.comは、ウェブストリームのASPサービス「DVD Toaster」を利用したもの。ブロードバンド回線と記録型DVDドライブを搭載したPCがあれば、欲しい作品をダウンロードして、DVD-Rに書き込める。本編やメニュー、チャプターだけでなく、特典映像なども付く。 ダウンロードしたデータは、HDDに保存せず、直接DVDに書き込むことで、HDDからの不正コピーや二次利用を防止する。著作権保護技術には、米Macrovisionの「RipGuard-ER」を採用。DVD-VideoのCSSを解除すリッピングソフトの利用を防げるという。さらに、アナログコピー防止技術「ACP」と組み合わせることで、デジタルとアナログの両面で保護する。 iDVDt.comの開始当初は、ポニーキャニオンやフォーサイド・ドット・コム、JDC信託、イーネットフロンティアなどのメーカーが参加し、9月までに約500タイトルを揃える。その他のコンテンツホルダーも参加する予定で、12月には5,000タイトルまで拡充する予定。イーエントリーでは、「年内に月間1万ダウンロードを目指す」としている。 イーエントリーの岡部正寛代表取締役社長は、「パッケージや流通コストが削減できるため、店頭価格より安く提供できる。動画配信と違い、映像の品質も通常のDVDと同じで、大画面テレビで楽しめる」とアピールした。コンテンツホルダーに対しては、「ニッチ作品や旧作など、普通に販売しても売上が出ないような作品でも、ロングテールでの売上が期待できる。販売に関しての業務や顧客管理など、面倒な作業をiDVDt.comにアウトソースできる」とした。 メーカーはアフィリエイト用URLが利用でき、自社サイトの作品ページにiDVDt.comの販売ページをリンク可能だ。岡部社長によれば、「印税料率も高く設定している」とのことで、「自社サイトで流通するよりも楽だと感じてもらいたい」と話す。「DVDのポータルサイトというようりも、各メーカーの作品ページからiDVDt.comを利用してもらうことがメインイメージ」とした。今後は、外国語字幕作成や吹き替え作成支援も提供する考え。このほか、iDVDt.com英語版も用意されており、順次、他の言語にも対応していくという。
関連情報 ■URL iDVDt.com http://www.idvdt.com/
（ 野津 誠 ）
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