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IDC Japan、国内セキュリティソフト市場動向と予測を発表


 IDC Japanは30日、国内セキュリティソフトウェアの市場動向と予測を発表した。2006年における、ウイルス対策製品やWebフィルタリング製品など「セキュアコンテンツ管理製品」の市場規模は728億円(前年比18.1%増)、ファイアウォール製品やVPN製品など「脅威管理製品」の市場規模は147億円(同4.3%減)としている。

 セキュアコンテンツ管理製品市場については、ウイルス対策は企業において導入率が90%を超えており、ソフトウェア自体の価格も下落傾向にあるため、今後の成長率は鈍ると分析。2006年から2011年の年間平均成長率は4.8%と予測している。また、今後はウイルス対策に代わって、メールセキュリティやWebフィルタリングなどの製品が市場を牽引するとしている。

 脅威管理製品市場については、導入および運用管理の容易さからアプライアンス製品が好まれる傾向が強まっており、一方ではアウトソーシングサービスへの移行も進んでいることから、市場規模としては縮小傾向にあると分析。2006から2011年の年間平均成長率をマイナス6.6%と予測している。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.idcjapan.co.jp/Report/Security/j7330103.html


( 三柳英樹 )
2007/08/31 14:37

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