ウェブルート・ソフトウェアは10日、「8月の国内トップ10スパイウェアランキング」をとりまとめた。このランキングは、同社のサイトで無償提供しているオンラインスパイウェア検索ツール「Spy Audit」で収集したデータに基づいたもの。
アドウェアでは、偽のセキュリティソフトウェア「MalwareBurn」が、新たに発見された。MalwareBurn自体は日本語化されていないが、日本語での広告、製品説明ページを用意し、日本人も標的とされているという。先月に続きトロイの木馬の1位にランキングされた「Trojan-Downloader-Zlob」によってインストールされることがあるとしている。アドウェアの1位は、ポップアップ広告を表示する「virtumonde」だった。
ウェブルートでは、「日本人を狙った偽のセキュリティソフトの出現は後を絶たない。インターネット上からソフトウェアをインストールする場合、そのソフトウェアの信頼性を十分確認した上で、注意してインストールする必要がある。評判と信頼性の高いセキュリティソフトを導入して、偽のセキュリティソフトの導入を未然に防ぐことを勧める」とコメントしている。
|
|
「MalwareBurn」の広告ページ
|
「MalwareBurn」の操作画面
|
関連情報
■URL
ウェブルート・ソフトウェア
http://www.webroot.com/jp/
■関連記事
・ 動画のコーデック装うトロイの木馬の新種発見、ウェブルート調査(2007/08/06)
・ 偽セキュリティソフトの新種が3種見つかる、ウェブルートの2月調査(2007/03/09)
( 増田 覚 )
2007/09/10 12:19
- ページの先頭へ-
|