セブン銀行は10日、預金者の個人情報26,688件が記録されたCD1枚を紛失したことを明らかにした。誤って廃棄した可能性が高いという。
紛失したCDに記録されていたのは、2005年12月末時点の預金者の個人情報で、氏名、口座番号、電話番号、生年月日、店番号、登録年月日など。暗証番号や預金残高、住所は含まれていないとしている。
紛失したCDは、2006年1月に実施した勘定系システムの更改の際、必要な旧システムのデータを保存するために作成したもの。正副2枚を別々の金庫に保管していたが、正のCDが所在不明であることが2007年8月に判明した。内部調査の結果、2006年5月から7月までの間に、誤廃棄した可能性が高いとしている。
セブン銀行によれば、紛失したCD内のデータファイルには、すべてパスワードが設定してあり、容易にはその内容を確認できない状態という。そのため、外部に情報が流出する可能性は低く、これまでに個人情報が不正利用されたという報告も受けていないとしている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.sevenbank.co.jp/about/news/2007/091001.html
( 増田 覚 )
2007/09/11 11:57
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