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Second Lifeと外部サイトのチャットを可能にする統合HUD「sl-ime」


スライムを取り付けてメニューを表示した画面
 3Dインターネット関連事業を行なうエイブル・シードは14日、「Second Life」とWebサイト間でチャットなどができるツール「sl-ime(スライム)ベータ版」の無償配布を開始した。利用にはSecond Lifeのアカウントが必要。スライムサイトからのチャットはInternet Explorer 6に対応する。

 スライムは、エイブル・シードとメタバーズが共同開発したSecond Lifeの統合HUD(Head Up Display)。Second Life内で入手し、アバターに取り付けることで、外部サイトとチャットできるメッセンジャーとして機能する。Second Life外からアバターとチャットをする場合は、スライムのサイトにログインして行なう。携帯電話からも可能。なお、お互いスライムユーザーであることが条件となる。

 このほか、Second Life内では、アバターの立ちポーズや歩行時のアニメーションを変更する機能や周囲のアバター名・距離・方向の表示、出会ったアバター名を記録する機能などを利用できる。また、お気に入りのアバターや場所をコメント付きで登録したり、テレポート履歴の保存も可能。さらに、現在地のSLURLをチャットで表示できるため、外部サイトから自分のいる場所までチャット相手をテレポートさせられる。

 今後は、グループIM機能や店番機能など、「ユーザーからの要望にこたえる形で随時機能を追加する予定」としている。また、オプションで他のSecond Life内サービスと連動した情報提供を行なうことなども検討されている。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ableseed.co.jp/news/sl-ime.html
  スライム
  http://sl-ime.com/

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( 野津 誠 )
2007/09/14 18:20

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