日本SGI、メディアエクスチェンジ(MEX)、ソフトイーサの3社は18日、遠隔地のPCを操作できるリモートアクセスサービス「DesktopVPN」を10月1日に提供開始すると発表した。料金は月額950円。
DesktopVPNは、ソフトイーサが開発したSSL-VPNソフトを利用して、遠隔地のPC画面を操作できるリモートアクセス機能をSaaS型のサービスとして提供するもの。アクセス元とアクセス先のPCにそれぞれソフトをインストールするだけで利用可能で、MEXに設置された中継用のシステムを経由する形でリモートアクセスが実現できる。
ソフトイーサが1月に公開したリモートアクセスソフト「PacketiX Desktop VPN」のベータ版は、これまでに約7万ユーザーの利用実績がある。日本SGIでは、6月にSaaSに関する計画を発表し、これまでMEXと共同で準備を進めてきたが、今回その第1弾としてDesktop VPNを商用化したサービスを開始する。
サービスの開始にあたっては、12月末までの申し込み分に限り、6カ月契約の料金を3,660円(通常料金4,580円)、12カ月契約の料金を6,350円(通常料金8,140円)とするキャンペーンを実施する。また、現在PacketiX Desktop VPNのベータ版を利用しているユーザーに対しても、特別価格でのサービス提供を予定している。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.softether.com/jp/news/070918b.aspx
DesktopVPN
http://www.desktopvpn.net/
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( 三柳英樹 )
2007/09/18 19:08
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