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利用経験と利用頻度
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楽天リサーチは21日、オンラインバンキングに関する調査結果を発表した。調査では、国内20~60代の楽天リサーチ登録モニターに対してオンラインアンケートを実施。期間は8月18日で、回収サンプル数は1,000サンプルとなっている。
オンラインバンキングの利用経験では、PCからの利用が69.6%で、携帯電話からの利用が14.8%だった。利用頻度では、「ほぼ毎日」または「週2~3日」と回答した人をヘビーユーザー層、「週1日」または「月2~3回」と回答した人をミディアムユーザー層、「月1回」または「それ以下」と回答した人をライトユーザー層に分類。それによると、PCではミディアムユーザー層(48.9%)、携帯電話ではライトユーザー層(48.6%)が多かった。
バンキングで利用するサービスでは、「残高・入出金明細などの預金口座の情報照会」(PC=83.0%、携帯電話=80.6%)がトップ。次いで「振込・振替」(PC=80.0%、携帯電話=60.4%)、「ネットショッピングなどの決済サービス」(PC=49.1%、携帯電話=23.0%)などとなっている。
PCや携帯電話からバンキングを利用する上で重視する点については、「24時間いつでも利用できる」71.5%、「利用手数料が安い」59.9%といった回答が多かったほか、「セキュリティ対応が充実している」37.3%、「インターネットショッピング等で利用しやすい」36.4%なども挙げられた。
オンラインバンキングのメリットについては、「24時間いつでも利用できる」81.5%、「家でゆっくり手続きができる」66.7%、「手数料が安い」51.7%という回答が目立つ。一方、デメリットとしては「個人情報の管理が不安」55.3%、「システム障害が不安」52.2%、「ID・パスワードの管理が面倒」41.0%が多く、システム面に関する項目が上位に挙がっている。
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メリットとデメリット
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関連情報
■URL
調査結果
http://research.rakuten.co.jp/report/20070921/
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( 野津 誠 )
2007/09/21 16:55
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