マイクロソフトは1日、Windows XPの正規OEMライセンスの提供を2008年6月30日まで延長すると正式発表した。現在提供されているWindows XPの全エディションの正規OEMライセンスとパッケージ製品の提供が延長される。
マイクロソフトでは当初、PCメーカー各社が出荷するWindows XP搭載PC(正規OEMライセンス)の生産を2008年1月31日で終了するとしていた。同社では期間延長の理由について、「開発途上国のお客様や小規模事業者から寄せられた、最新の環境へのアップグレードに向けてより多くの準備期間が必要であるとのご要望に応えるための対応」としている。
なお、Windows XPの入手可能期間に関しては、マイクロソフトボリュームライセンスによる提供は、Windows Vistaの企業向けライセンス販売を開始した2006年11月に終了している。また、Windows XPのOEM正規販売代理店ライセンス(DSP版)は、2009年1月31日まで提供される。Windows XPに対するサポート期間については変更なく、2009年4月までメインストリームサポート、2014年4月まで延長サポートがそれぞれ提供される。
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■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3212
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・ 米Microsoft、Windows XPのOEMライセンス提供を2008年6月末に延長(2007/09/28)
( 野津 誠 )
2007/10/01 13:08
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