米Microsoftは9月30日、オンラインサービスの次期戦略に関する説明を行ない、WordやExcelの文書をオンラインで保存・共有できる「Office Live Workspace」を発表した。
Microsoftでは、オンラインサービスを「Live」と「Online」の2つのファミリーに分類し、今後数カ月の間に各種の新サービスを投入すると説明。「Live」は個人や企業のエンドユーザー向けを対象としたサービス、「Online」は企業や組織を対象としたサービスとして提供されるという。
新サービスとしては、WordやExcelの文書をオンラインで保存・共有できるサービス「Office Live Workspace」を発表。1,000以上の文書をオンライン上の作業スペースに保存でき、他人との共有も可能なほか、PCにOfficeソフトがインストールされていない場合でもWebブラウザからコメントが付けられるとしている。現在、Office Live Workspaceは英語のベータ版について、ユーザー登録を受け付けている。
また、小規模事業者を対象としたホスティング型のサービス「Office Live」は、「Office Live Small Business」と改称。このほか大規模企業向けの「Online」サービスとして、「Exchange Online」「Office SharePoint Online」「Office Communication Online」を発表した。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2007/sep07/09-30RoadmapForBusinessPR.mspx
Office Live
http://www.officelive.com/
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( 三柳英樹 )
2007/10/02 13:13
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