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Zoho DB & Reports
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オフィススイートなどのWebアプリケーションを開発・公開しているZohoは3日、新アプリケーションとしてWebから利用するデータベースアプリケーション「Zoho DB & Reports」ベータ版を発表した。
Zoho DB & Reportsはスプレッドシートに似たユーザーインターフェイスを採用し、入力あるいはインポートしたデータをさまざまな図表や“ビュー”によって分析することができる。
対応しているファイル形式はXLS、CSV、TSVで、空のデータベースに初めから入力することも可能。特にチャートビューでは、入力したデータをドラッグ&ドロップするだけで即座に図表を表示でき、強力な分析機能を持つ。
また、Zoho DB & Reportsは直接SQLクエリーを実行することができる。対応しているSQLクエリーやダイアレクトは、Oracle、SQL Server、DB2、Sybase、MySQL、PostgreSQL、Informix、ANSI SQLだ。Zoho DB & Reportsの次のバージョンでは、既存のSQLスキーマを直接インポートできるようにする予定だ。
分析作業が完了すると、完成したデータを公開できる。もちろん一部の人だけに公開範囲を限定することも可能だ。また、分析結果をWebサイトやブログに埋め込むこともできる。
Zoho DB & Reportsは英語版のみが提供されており、無料で取得できるZoho IDで利用できる。Zoho公式ブログの発表では、Zoho DB & Reportsの分析機能が他のZohoアプリケーションと連携する可能性についても示唆されている。
関連情報
■URL
Zoho DB & Reports(英文)
http://db.zoho.com/
Zoho公式ブログの該当記事(英文)
http://blogs.zoho.com/general/introducing-zoho-database-reports/
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/10/04 11:53
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