米Netvibesは3日、同社がすでに提供しているパーソナライズドホームページの仕組みを、企業が自社ブランドで提供できるようにするサービス「Netvibes Premium Universe」のベータテストを開始したと発表した。
このサービスを利用することで、メディア企業やSNS企業などは、開発費用をかけずに個々のユーザーがカスタマイズできるトップページを自社ブランドのまま提供できるようになる。
Netvibes Premium Universeは企業のドメイン名のもとに用意され、企業はそのページのブランド戦略や掲載できるコンテンツ、フィードのカスタマイズ、レイアウトやメニューなどのデザインを完全にコントロールできる。NetvibesはすでにRSSフィード、ポッドキャスト、画像、動画、ネットショッピング、ウィジェットなどさまざまなコンテンツを組み合わせるパーソナライズドホームページサービスを提供しており、それと同様の機能がNetvibes Premium Universeでも利用できる。企業はその利点を自由に組み合せることができる一方、ユーザーは自分の好きなページ構成を選ぶことができる。その結果、企業とユーザーの関係は強化され、ユーザー体験を向上させることができる。
Netvibes Premium Universeの最初の利用企業としては、5,000万以上の登録会員がいるSNSの米Taggedや、米MIVAのツールバーとコンテンツ部門であるMIVA Direct、フランスの大手新聞社Les EchosとLe Figaroが含まれている。
関連情報
■URL
サービス概要(英文)
http://publishers.netvibes.com/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/10/04 12:21
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