マイクロソフトは5日、日本時間10月10日に提供を予定している月例のセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)に関する事前情報を公開した。10月の月例パッチは7件を予定しており、そのうち4件が深刻度が最も高い“緊急”、3件が深刻度が2番目に高い“重要”となっている。
深刻度が“緊急”の4件は、Windowsに関する脆弱性のほか、WindowsとOutlook ExpressおよびWindows メールに関する脆弱性、Internet Explorerに関する脆弱性、Officeに関する脆弱性をそれぞれ修正する。これらはいずれも外部からコードの実行が可能となる危険度の高い脆弱性となっている。
深刻度が“重要”の3件は、Windowsに関する脆弱性2件のほか、WindowsおよびOfficeに影響を及ぼす脆弱性をそれぞれ修正する。Windowsの脆弱性は、サービス拒否(DoS)攻撃となりすましの危険がある。また、WindowsおよびOfficeの脆弱性は、攻撃された場合に特権の昇格が起こる可能性があるというもの。
関連情報
■URL
マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 2007年10月
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms07-oct.mspx
( 増田 覚 )
2007/10/05 13:30
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