動画サーチエンジンの米blinkxは8日、同社のサービスを西欧に向けて提供すると発表した。同社のサービスが英語以外で提供されるのは初めてのことで、フランス語、ドイツ語、スペイン語に対応することになる。
blinkxは、画像認識技術と音声認識技術を組み合わせてサーチエンジンを構成しているため、あらかじめ提供されたメタデータに基づくキーワード検索に比べてはるかに詳細で正確な検索結果を得ることができる。blinkxによると、同社のコアテクノロジーは言語に依存しないため、原理的にはどの言語にも対応することができるとしている。
blinkxはすでに200を超える欧州系コンテンツをインデックスしており、現時点で英語以外の外国語動画が100万時間以上検索可能な状態になっているという。これらのコンテンツの中にはEurosport、Euronews、TF1、Elmundo、Le Monde、Spiegel TVが含まれている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.blinkx.com/article/blinkx-goes-global-offers-native-language-search-france~471
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/10/09 11:22
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