はてなは17日、ブログサービス「はてなダイアリー」とグループウェア「はてなグループ」の両ブログに新たなインターフェイス「その場編集」「その場ページ移動」を搭載した。
「その場編集」は、JavaScript技術を用いて、ブログ画面でそのまま文章を編集できる新機能。ユーザーは、ブログに新設された編集用マークを押すだけで、ページ移動することなく直接日記編集画面を開ける。また、既に書いたエントリのタイトル部分をクリックすると、同様にその場で編集ページが開き、すばやく再編集を行なえるという。
通常、ブログのシステムでは、編集のための管理画面とブログの表示画面が分離しており、編集操作の後にページ移動を経てエントリが更新されるのが一般的。はてなでは、ブログの書き手が「書きたい」と思った瞬間に書ける、いわゆる「思考を妨げないインターフェイス」の重要性に着眼したという。今回の新インターフェイス導入で、これまでよりさらに簡便かつ快適にブログの更新操作が行なえるとしている。
「その場ページ移動」は、ブログページの下部に設けられたページ移動用リンクをクリックするだけで、次のページに移動することなく過去のブログを閲覧できる新機能。ページの本文内容だけをJavaScriptが取得し順次表示することで、同じウィンドウ内で軽快に過去のブログが読めるという。
さらに、見出しのh3要素に含まれるタイトル、時刻、ブックマークなどの各種ボタンを整理し、見出し部分と諸要素を分けて2段表示できる付加機能を搭載した。これにより、見出し部分にはタイトルが表示され、その他の要素と分けて表示できるようになった。
このほか、他人の日記でも自分の日記を「その場編集」する時と同じ動作で、記事の元テキストを閲覧できる機能を追加。これによりユーザーは、はてなダイアリーやはてなグループで利用されている各種記法やタグの設定方法を知ることができ、自分のブログの表現技術向上に生かせるとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://hatena.g.hatena.ne.jp/hatenapress/20071017/1192584697
( 増田 覚 )
2007/10/17 12:11
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