イー・アクセスとイー・モバイルは22日、3.5世代HSDPAによる高速データ通信サービスのMVNO向け事業を12月より開始予定であると発表した。
提携ISPは、「BIGLOBE」「So-net」「DTI」「@nifty」「hi-ho」を予定し、順次サービスを開始するほか、他のイー・アクセス提携ISP各社とも検討を進めるという。
イーアクセスでは現在、提携ISP各社に対してADSLサービスをホールセール提供している。MVNOサービスを開始するにあたっては、ADSLホールセールと共通の接続設備や業務提携インフラ、付加価値サービスを利用することで、現行のADSLホールセールの枠組みを活用した効率的なサービス展開が可能になるという。
また、イーアクセスと提携ISP5社は、MVNO事業の推進を目的とした「MVNOコンソーシアム」を結成することに合意。「同コンソーシアムにおいて各社は、業務上の問題点の解決のほか、共同マーケティングや、通信・放送が完全デジタル化に向かう流れの中での新たな事業創出に向けた共同研究にも取り組む」としている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.eaccess.net/cgi-bin/press.cgi?id=649
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( 野津 誠 )
2007/10/22 20:33
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