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マイルームで持ち物を公開して会員間で売買できる「roomono」


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 エルゴ・ブレインズは31日、持ち物の公開・売買ができるSNS「roomono(ルーモノ)」のベータ版を開設した。無料のユーザー登録を行なえば利用できる。

 roomonoでは、ユーザーがマイルームを持ち、持ち物を登録して公開できる。持ち物の公開範囲設定をはじめ、日記機能や友達機能、会員間でのメッセージ送受信機能なども用意する。

 マイルームでは、パーツを組み合わせてカスタマイズ可能。パーツは、「部屋の背景」「本棚」「CD・DVDシェルフ」「おもちゃ箱」「デスク」「インテリア・家電」「クローゼット」「ガレージ」といった8つのパーツを各6種類用意する。

 マイルームには、ユーザーが買った物、プレゼント品などを登録し、物を起点としたコミュニケーションが行なえる。「amazon.co.jp」のアフィリエイトも利用可能。また、会員間で持ち物の売買ができるのも特徴だ。roomonoでは、エスクロー決済機能を備えており、支払いはクレジットカード、コンビニ、ペイジーが利用できる。

 決済システムには、エルゴ・ブレインズが独自開発した「EBIES(エビス)」を利用する。買い手が支払った代金を一旦roomonoで預かり、支払い情報を購入希望者の送付先情報とともに売り手に通知する。その後、売り手が商品を買い手に直接発送し、買い手に商品到着確認後、roomonoから売り手に代金が支払われる仕組みだ。

 持ち物を売買するには、一般会員登録後に、「売り会員」「買い会員」の登録が必要。登録は無料だが、18歳以上で、日本在住で日本語の読み書きができることが条件となっている。なお、現在のところ買い会員登録が準備中のため、会員間の売買はできない。

 エルゴ・ブレインズでは、品物の売買時に発生した商品代金に応じて、売り手と買い手からそれぞれ5%の決済システム利用料を課金するビジネスモデルを採用している。2008年1月までに、会員数約1万人を目指す。このほか、決済システムEBIESは、今後同社が展開するさまざまなサービスに順次搭載していくという。


マイルームの例 SF風の部屋など、いくつかのバリエーションを用意

関連情報

URL
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.ergobrains.co.jp/news/pdf/071031.pdf


( 野津 誠 )
2007/10/31 14:02

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