ブラウザベースの無料ワープロアプリ「Zoho Writer」は14日、ページネーション機能やヘッダ/フッタ機能を追加するなどの機能改良を行なったことを公式に発表した。
ページネーション機能とは、ワープロで作成した文章を印刷されたイメージと近い形で1ページごとに表示する機能で、レイアウトなどの確認を視覚的に行なえる。
さらにZoho Writerでは、ブラウザの印刷機能を使って印刷するよりも、PDFに出力してから印刷することによって、より正確に文書イメージを印刷できるようになると説明。そのため画面隅に「Print using PDF」というボタンを設け、簡単にPDF形式に出力できるようにした。
ヘッダ/フッタ機能は「Page Setup」リンクをクリックすることで表示される新機能で、普通のワープロと似た形でヘッダ/フッタを設定できる。
英語圏、ドイツ語圏、フランス語圏などを含む43言語によるスペルチェックも可能になった。スペルチェックはそれぞれのドキュメントごとに別々の言語で行なうことができる。また、Zoho Writer自身が中国語にも対応した。さらに「.doc」ファイルのインポートとエクスポート機能が改善されたほか、ドキュメントがパブリックに設定されている場合には、友人や同僚に異なったフォーマットでドキュメントをメールし、コメントをメールで通知してもらうことができる機能も追加された。
なお、Zoho Writerはすでに日本語化されているが、今回新しく追加された機能に関しては残念ながら英語メニューで提供されている。
関連情報
■URL
Zoho公式ブログの該当記事(英文)
http://blogs.zoho.com/writer/zoho-writer-major-update-pagination-headerfooter-support-multi-lang-spellchecker-and-more/
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・ Webベースワープロ「Zoho Writer」が日本語化(2007/06/22)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/11/15 12:00
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