ニューズ・ツー・ユーは21日、同社が運営するプレスリリース配信代行サービス「News2u リリース」において、配信先の個人情報を含むCSVファイルが、外部からアクセス可能な状態にあったことを明らかにした。
閲覧が可能だったのは、News2u リリースの会員企業5社が保有する個人情報リスト171人分。社名または媒体名、氏名、部署名、役職名、電話番号、FAX番号、メールアドレスなどが含まれていた。
10月31日、会員企業より「インターネットでの自然検索結果に個人情報に関するファイルが表示されている」との連絡が寄せられ事態が発覚。調査の結果、実際に個人情報へアクセスされた形跡も確認したという。
その後、同日中にサーバーの設定を変更し、一般のインターネット環境からアクセスできない状態にした。11月2日には検索サイトからキャッシュが削除されたことを確認し、今後の個人情報漏洩の恐れがないと判断したという。
個人情報を含むCSVファイルは、同社のサーバーにアップロードされているものだが、本来であれば外部からアクセスできない状態にあるべきものだった。閲覧可能な状態となった原因について同社は、「News2u リリースで使用する新旧サーバーの移行作業を6月30日に実施した際、作業手順およびサーバー設定の確認が不十分だった」と説明している。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://release.news2u.co.jp/release.php?id=NRR200724352.xml
関連記事:News2u、企業の不祥事発覚に備えた“お詫びページ”をASPで提供
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0410/news2u.htm
( 増田 覚 )
2007/11/22 20:16
- ページの先頭へ-
|