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富士山の地形図
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 米Googleは27日、「Google Maps」で地図、交通情報、衛星画像に加えて、新たに地形図の表示が可能になったと発表した。
 
  地形図とは、地形に色や陰影を付けることによって、地形の状況をわかりやすく表示する地図の一種だ。特に山岳地帯や、その地域の植物の植生状況を把握するのに役立つ。
 
  地形図には、地名や目印などの簡単な情報も付記されている。既に提供されている地図や衛星画像とクリック1つで比較でき、その地域に関するより詳細な情報を得ることができる。
 
  この地形図は、Google Maps画面右上に表示される「地形」ボタンをクリックすることで利用できる。地形図機能は日本国内にも用意されており、例えば富士山の地形なども表示される。
 
  また、これに伴って衛星画像と地図が同時に表示される「ハイブリッド」ボタンがなくなった。その代わり、衛星画像を表示させる「航空写真」ボタンをクリックすると、そのすぐ下に「地名を表示」というチェックボックスが表示される。このラベルをオンにしておくと、道路地図の情報をこれまで通り表示させることができる。
 
  さらに今回、別の改良点として、米国内の一部地域で道路の周辺状況のパノラマ画像を見ることができる「Street View」がさらに利用しやすくなった。これまでStreet Viewを利用するには、該当する地域を検索し、そこで表示されるバルーンウィンドウから利用するしかなかった。
 
  今回ユーザーインターフェイスが改良され、道路を検索して表示されるバルーンウィンドウの中に、Street Viewのサムネイル画像と、Street Viewへのリンクが表示されるようになった。これによってStreet Viewが利用できる地域であれば、すぐにその場所の周辺映像を見られるようになった。
  関連情報
 
 
■URL 
  Google マップ 
  http://maps.google.co.jp/
 
  Google LatLong公式ブログの該当記事(地形図について、英文) 
  http://google-latlong.blogspot.com/2007/11/explore-new-terrain.html
 
  Google LatLong公式ブログの該当記事(Street Viewの改良について、英文) 
  http://google-latlong.blogspot.com/2007/11/another-way-to-take-in-view.html
 
 
■関連記事 
・ Google Mapsに「Street View」機能、地上から見た道路の風景を表示(2007/05/30) 
 
 
( 青木大我 taiga@scientist.com )
 
2007/11/28 13:22
 
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