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goo地図の「航空・衛星写真」の画面
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)とNTTレゾナントは29日、地図サービス「goo地図」において、陸域観測技術衛星「だいち」で撮影した衛星画像を使った地図の提供を開始した。「だいち」の衛星画像により、日本全国を網羅したスクロール可能な地図サービスの提供は国内初。
「だいち」は、2006年1月にJAXAが打ち上げた陸域観測技術衛星。地図作成、地域観測、災害状況把握、資源調査などへの貢献を目的としており、3つの地球観測センサの搭載により詳しく陸地の状態を観測する機能を保有している。
NTTレゾナントでは、ポータルサイト「goo」で提供している地図サービス「goo地図」において、「だいち」で撮影した衛星画像を使った地図の提供を開始。goo地図で任意の地図を表示させた上で、「航空・衛星写真」のメニューをクリックすることで衛星画像が表示される。
「だいち」は通常46日ごとに国内の同じ地点の衛星画像を撮影しており、goo地図においてもより鮮明に陸地の様子が撮影された衛星画像による更新を行なうことで、最新のデータによる地図サービスの提供を行なっていくとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://help.goo.ne.jp/info/detail/1046/
goo地図
http://map.goo.ne.jp/
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( 三柳英樹 )
2007/11/29 18:21
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