米eBay子会社でルクセンブルクのSkypeは29日、「Skype for Mac」がMac OS X 10.5 Leopardに対応したと発表した。また、「Skype 2.7 for Mac」ベータ版では、高解像度テレビ電話にも対応した。
Skypeでは11月初め、Skype for MacをMac OS X 10.5 Leopardに対応させることを発表していたが、この予告通り「Skype 2.6 for Mac」がLeopardに対応した。これは、Leopardのファイアウォールで生じていた問題と、Skypeのログインで生じていた問題を修正したものだ。これによって、Skype 2.6 for Mac正式版を安心してLeopardで動作させることができる。
また、同じく29日にアップデートされたSkype 2.7 for Macベータ版では、Leopardに対応しただけでなく、640×480ピクセルの高解像度でテレビ電話できるようになった。フレームレートも25fpsに改良されている。この高解像度テレビ電話を利用するには、アップリンクが384kbps以上のブロードバンド接続や、Core2Duoプロセッサを搭載していることが望ましいとされる。通話相手が高解像度テレビ電話に対応していない場合、Skypeは自動的に解像度を320×240ピクセルまたは160×120ピクセルにダウングレードするとしている。
なお、ベータ版ソフトウェアはテスト中のバージョンであるため、予期せぬ不具合が存在する可能性があり、一般的な利用は勧められていない。
関連情報
■URL
Skype for Mac公式ブログの該当記事(英文)
http://share.skype.com/sites/mac/2007/11/good_news_leopardcompatibility.html
Skype for Macの変更点一覧
http://www.skype.com/download/skype/macosx/changelog.html
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/11/30 11:59
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