| フリービット子会社のドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は10日、ユビキタス家電関連のサービスを提供するブランド「Dream xStyle(ドリームスタイル)」を立ち上げた。第1弾として、インターネットを利用したホームセキュリティサービス「Dream Home Security Style」のオプションサービスとして、外出先から自宅のセンサーやカメラを制御できるサービスを提供する。
 
 今回提供したホームセキュリティサービスでは、センサーが異常を検知すると、携帯電話に通報メールが送信される。また、侵入者を検知した場合には、携帯電話から自宅に設置したブザーを鳴らすことも可能だ。家庭内に設置する機器はメインコントローラ、ワイヤレスカメラ、ワイヤレスセンサーの3種類。メインコントローラは10BASE-T/100BASE-TXを2ポートを搭載し、ワイヤレスカメラとワイヤレスセンサーは、ともに電池で駆動する。これらの機器は、DTIが貸し出す。
 
 利用料金は、Dream Home Security Styleの初期費用3,990円、月額料金525円。DTI以外のユーザーは、メールサービスを中心とした「Ubicプラン」(初期費用無料、月額料金210円)に申し込めば、DTI会員と同じ料金で利用できる。
 
 フリービットでは「ユビキタス家電」について、以下のように定義。
 
 ・ユビキタス化時代の様々な「ライフスタイル」自体を提案していく機器
 ・接続、PC、ブラウザに縛られず直接「行為」に結びつく
 ・ユビキタス家電同士、もしくは、ユビキタス家電と他の機器はフレキシブルに「連携」「連動」して人々の様々な「行為」に関して助力する
 ・機器を販売せずに、継続課金で「貸し出す」モデルを採用する
 
 この定義にのっとって、Dream xStyleでは今後、さまざまなユビキタスライフスタイルを提案するとしている。
 関連情報
 
 ■URL
 ニュースリリース
 http://www.freebit.com/press/pr2007/20071210.html
 Dream Home Security Style
 http://dream.jp/ubiquitous/HSstyle/index.html
 
 ■関連記事
 ・ 「DTIはユビキタスプロバイダで再始動」11月から新プラン投入(2007/10/24)
 
 
 
 
( 増田 覚 )
2007/12/10 18:57
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