総務省は18日、国内における9月末時点のブロードバンドサービスの契約数を発表した。ブロードバンドサービスの契約数は約2,776万となり、6月末から約56万増加した。このうちFTTHアクセスサービスの契約数は、6月末から約82万増加して約1,052万となり、初めて1,000万を超えた。
この数値は、電気通信事業報告規則の規定に基づき、電気通信事業者から報告のあったものをとりまとめたもの。これによると、ブロードバンドサービス契約数の合計は2,776万3,087契約。内訳は、FTTHが1,051万8,659契約、DSLが1,348万3,359契約、CATVが374万8,618契約、FWAが1万2,451契約となっている。
全体に占める割合はDSLが49%で最も多いが、6月末から31万あまり純減しており、割合も51%から2ポイント減少、半数を切った。代わって、FTTHが6月末の36%から38%に増加している。
回線 |
2007年6月末 |
2007年9月末 |
純増/純減
(3カ月間) |
ブロードバンド全体 |
27,198,567 |
27,763,087 |
564,520 |
FTTH |
9,700,438 |
10,518,659 |
818,221 |
DSL |
13,794,314 |
13,483,359 |
-310,955 |
CATV |
3,691,314 |
3,748,618 |
57,304 |
FWA |
12,501 |
12,451 |
-50 |
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/071218_4.html
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( 永沢 茂 )
2007/12/18 20:54
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