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あしあとウィジェット
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NTTレゾナントは20日、ブログ訪問者のアクセス解析ができるサービス「gooあしあと」を開始した。利用は無料だが、goo IDが必要となる。
gooあしあとでは、ブログやWebサイトに「あしあとウィジェット」(ブログパーツ)を設置することで、訪問者の履歴や人気の記事を表示する。簡単なアンケートが行なえる「1票あしあと」機能や、ブログにあるリンクのクリック数を表示する機能も備える。ウィジェットは「gooブログ」以外でも利用可能で、最大3つまでのブログに設置できる。
また、ウィジェットを設置して収集・解析した情報の一部は「公開あしあとページ」で他のユーザーも閲覧できる。公開あしあとページでは、訪問者履歴や人気の記事、アクセス数などをグラフ表示する「あしあとサマリー」を用意。さらに、SNS「gooホーム」と連動し、gooホームに登録しているプロフィールへのリンクや友達リスト、参加コミュニティを表示する。
アクセス解析では、基本機能として、訪問者数や訪問回数、訪問頻度、ページ閲覧数、アクセス元、検索キーワードを確認できる。これらデータを、円グラフなどで表示する「アクセスサマリー」機能があり、視覚的にわかりやすくなっている。加えて、一部の解析項目は、あしあと利用会員に絞った結果も表示可能。全体の解析結果と、あしあとユーザー限定の解析結果を並べて、対比して確認できる。
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ウィジェット設定画面
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プレビューで確認しながら作成。配色も細かく設定可能
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公開あしあとページ
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あしあと解析と解析画面の詳細。なお、gooブログでは有料版の「gooブログ アドバンス」にてアクセス解析機能を提供していたが、gooあしあとを利用すれば無料でアクセス解析が行えることになる。gooあしあとはgooブログ以外でも利用できるため、連携するgooホームへ他社サービスのユーザーを引き込見たいとの狙いも。
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NTTレゾナント ポータル事業本部メディア事業部の上床昭人担当課長は、「ブログを開設してみたが、誰に読まれているのかわからないし、コメントやトラックバックがたまにくるだけで、どのような反響があるのかいまいちわからないという声が寄せられる。ブログや読者のひととなりがわかり、コミュニケーションを活性化したいとの考えからgooあしあとを開始した。これを通じて、気軽なコミュニケーションを行なってほしい」と説明する。
また、「SNSの足跡機能では、自分だけが閲覧できるクローズドなものだが、gooあしあとはオープンにすることで、同じ趣味を持った他のユーザーも発見でき、コミュニケーションを活性化できる」とした。さらに、gooあしあとを通じて、gooホームの利用者増加も狙う。「gooホームでは、goo利用者以外のユーザーも取り込みたい。あしあとはgooブログ以外にも使ってもらえるので、そこからgooホームに入ってより深いコミュニケーションを図ってほしい」(上床氏)。
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gooあしあとの特徴
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gooホーム、gooブックマークとの連携
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関連情報
■URL
gooあしあと
http://ashiato.goo.ne.jp/
ニュースリリース
http://help.goo.ne.jp/info/detail/1022/
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( 野津 誠 )
2007/12/20 18:51
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