アッカ・ネットワークスとアッカ・ワイヤレスは、2.5GHz帯周波数の事業者に認定されなかったことを受け、コメントと今後のWiMAX事業の方針を明らかにした。
発表された内容によれば、新規事業者としての同社や、実ビジネスを見据えた実現性の高い事業計画などが評価を受けなかったのは遺憾であるとしている。
アッカ・ワイヤレスは、NTTドコモのほか、東京放送(TBS)、三井物産、アイテック阪急阪神、京浜急行電鉄、韓KT Corporationなど、16社が出資する予定で2.5GHz帯周波数の事業者認定を申請していた。
WiMAX事業の今後については、パートナーとの関係を生かしエコシステムの実現を目指すとしている。また、WiMAXで免許の割当を受けるワイヤレスブロードバンド企画より提供されるMVNOを活用し、WiMAX事業では付加価値を基本としたサービス事業モデルに転換していくとしている。
なお同社は、将来他の周波数帯の割当が行なわれる場合には、事業者認定の申請を行なうことも選択肢であるとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.acca.ne.jp/release/071221.html
関連記事:総務省、KDDI系とウィルコムに2.5GHz帯免許割当[ケータイ Watch]
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/37779.html
■関連記事
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( 太田亮三 )
2007/12/21 20:51
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