KDDIが中部電力の光ファイバ通信事業を買収するとの一部報道について、両社がコメントを発表した。現時点で決定していることはないとしている。
これは、日本経済新聞が17日付で報じたもの。中部電力の子会社である中部テレコミュニケーション(CTC)の株式の8割強を、KDDIが500億円弱で買収すると報じている。
これについてKDDIは「今後の固定通信事業の戦略について、様々な観点から検討していますが、現時点では何も決まっていません」とコメント。一方、中部電力は「かねてより当社グループの情報通信戦略について、経営のあらゆる面から検討を重ねているところ」としながらも、報道されているようなKDDIによる同社の光ファイバ通信事業の買収については「現段階で決定していることはありません」としている。
KDDIは2007年1月、東京電力の光通信事業部門を統合している。
関連情報
■URL
KDDIのニュースリリース(PDF)
https://www.release.tdnet.info/inbs/211100d0_20080117.pdf
中部電力のニュースリリース(PDF)
https://www.release.tdnet.info/inbs/41110110_20080117.pdf
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( 永沢 茂 )
2008/01/17 15:02
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