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F-Secureでは「MacSweeper」の問題点を指摘するビデオをYouTubeに投稿
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フィンランドのF-Secureは16日、Mac版の偽セキュリティソフトとして警告した「MacSweeper」について、開発元を名乗る人物からのコメントがあったことを公式ブログで伝えた。
F-Secureでは15日付のブログで、MacSweeperはインストールするとユーザーのMacが脅威にさらされているといった旨の警告をポップアップ表示するようになるが、Web上のオンライスキャンではWindowsからアクセスしても、Macにしか存在しないフォルダに「脆弱性が発見された」といったメッセージを表示すると説明。また、MacSweeperのサイトにある会社概要がSymantecのものをコピーしただけであることなどを紹介し、MacSweeperは詐欺的ソフトであるとして、インストールしないよう呼びかけていた。
このブログの記事に対して、MacSweeperの開発者を名乗る人物からのコメントが寄せられた。コメントでは、開発者は良いソフトウェアを作成しようとしており、MacSweeperにはいかなるウイルスやスパイウェアなども存在していないと説明。ただし、指摘されたようなマーケティング手法を強制する販売パートナーを利用していることが問題であり、こうしたパートナーの下を去りたいと考えているとしている。
F-Secureでは、ブログの読者に対してMacSweeperに実際に接した際の感想を求めたいとしているほか、MacSweeperの問題点を指摘する動画もYouTubeにアップロードし、紹介している。
関連情報
■URL
F-Secure公式ブログの記事(英文)
http://www.f-secure.com/weblog/archives/00001365.html
F-SecureがYouTubeに投稿したビデオ
http://www.youtube.com/watch?v=E4KWjqb8mEQ
■関連記事
・ Macを狙う偽セキュリティソフトが登場、F-Secureが報告(2008/01/16)
( 三柳英樹 )
2008/01/17 15:31
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