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「IT系サイトは仕事に役立てられている」、日経BPコンサルティング調査


製品・サービス購入/導入時のネットメディア参考度
 日経BPコンサルティングは25日、「IT系サイト利用実態調査2007」の結果を公開した。調査は「IT系サイトが、誰にどのような理由で利用されているか」を把握するもので、21日開催の日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会特別セミナーで発表された。

 調査では、ニュースサイトを持つ5社(アイティメディア、アスキー、Impress Watch、シーネットネットワークスジャパン、日経BP)のサイトおよびメールマガジンのユーザーを対象にオンラインアンケートを実施。期間は2007年8月1日~22日で、有効回答数5,001サンプルを得た。

 ビジネスシーンにおいて、製品やサービスの「購入や導入の発案」「候補のリストアップ・絞込み」におけるネットメディアの参考度では、「専門メディアのWebサイト」を挙げるユーザーが最も多かった。次いで、「企業のHP・ブログ」「検索エンジン」などが参考にされているようだ。

 製品やサービスを購入したり、導入する際の担当者に対し、最も客観的で信頼できると思うネットメディアを聞いたところ、「専門メディアのWebサイト」が65%で最も多かった。次に、「企業のHP・ブログ」17%、「検索エンジン」11%など。また、「一般のニュースサイト」「個人のHP・ブログ」「SNS」「メールマガジン」の参考度は低いという結果も出ている。

 各サイトを閲覧した後にしたことがあるものを尋ね、その集計結果を双対尺度法で分析したところ、「記事や情報を他の人に話した・紹介」「購入の参考」「引用する」が多かった。日経BPコンサルティングは、「IT系サイトは検索エンジン、ポータルサイトに比べ、コンテンツを活用されていることがわかった」と説明。最後に、「IT系サイトは、ユーザーから仕事に役立つ情報として高い信頼を得ている」と結論付けている。


最も客観的で信頼できると思うネットメディア 情報の活用目的(双対尺度法による分析)

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/release/itr080125.html


( 野津 誠 )
2008/01/25 19:37

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