マイクロソフトは5日、「Windows Vista Service Pack 1(SP1)日本語版」の開発が米国時間2月4日に完了したと発表した。Windows Vista SP1は、3月中旬からダウンロードセンターやWindows Updateなどで配布を開始する予定。
Windows Vista SP1は、Windows Vistaの発売以降に提供された500以上の更新プログラムや、新機能などをまとめて提供するサービスパック。機能面では、対応デバイスの拡大、アプリケーション互換性の改善、バッテリー寿命期間の改善、セキュリティ強化、信頼性向上、パフォーマンス向上の各分野について、機能強化と改善を図っている。
このほか、ファイルのコピーやシャットダウン時間および休止状態からの復帰時間の短縮、ドライブ暗号化を行なうBitLocker機能の強化、生態認証によるスマートログオン、グループポリシーの項目拡充などの改善や機能追加を行なう。
Windows Vista SP1は、3月中旬からマイクロソフトのダウンロードセンターや、Windows Updateおよび企業向けのWindows Server Update Servicesで配布を開始し、4月中旬から自動更新される予定。パッケージ製品や、Windows Vista SP1プリインストールPCについては、詳細が決まり次第、別途案内するとしている。
関連情報
■URL
Windows Vista製品概要
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/default.mspx
Windows Vista TechCenter
http://www.microsoft.com/japan/technet/windowsvista/
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( 三柳英樹 )
2008/02/05 15:09
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