3Diは5日、同社の3D仮想空間プラットフォーム「Jin-sei」において、VoIPおよびSIPを用いた音声通信に取り組み、プロトタイプの開発に成功したと発表した。
3Diは、オープンソースを利用した独自の仮想空間「Jin-sei」を2007年10月に発表した。Jin-seiは、自社ブランドの仮想空間を構築できるなどの特徴を持ち、企業へOEM提供するBtoBソリューションモデルとしてビジネス展開を行なっている。
また、顧客企業のニーズに合わせた機能拡張も進めており、音声通信機能はその一環となる。3Diによれば、「オープンソースベースの仮想空間におけるVoIPとSIPでの音声通信への取り組みと、プロトタイプの成功は世界初の事例」としている。今後は、IPセントレックス、モバイルセントレックスなどへの展開や、他のデバイスとの接続を視野に入れた、音声サービス機能の実装と実用化に向けた取り組みを行なうという。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.ngigroup.com/jp/08020501.pdf
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( 野津 誠 )
2008/02/05 19:27
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