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脆弱性を修正した「Skype for Windows 3.6」公開、Linux用新バージョンも


 Skypeは6日、「Skype for Windows」と「Skype for Linux」でマイナーバージョンアップを行なったと発表した。Skype for Windowsでは、1月末に発見された脆弱性の修正も行なわれている。

 Skype for Windowsの新バージョン(3.6.0.248)では、1月末に発見されたクロスサイトスクリプティングの脆弱性を修正。一時的に使用不能になっていたDailymotionとMetacafeの動画共有機能が再び利用できるようになった。このほか、新機能としてはホワイトリストとブラックリストにアクセスできるAPIを追加。また、グループチャットを中止するときやチャット履歴を拡張表示するときにクラッシュするバグなど、合計19のバグを修正したとしている。

 Skype for Linuxの新バージョン(2.0.0.43ベータ版)では、新たに日本語版が提供されるとともに、テレビ電話機能を改善。テレビ電話を開始するタイミングにより、真っ黒のウィンドウが表示されることがあった問題に対応した。そのほかにも、6つの細かな新機能と、71個のバグを修正したとしている。


関連情報

URL
  Skype for Windows リリースノート(英文)
  https://developer.skype.com/WindowsSkype/ReleaseNotes
  Skype日本語公式ブログの該当エントリー
  http://share.skype.com/sites/ja/2008/02/06/skype_for_windows_3.6.0.248_released.html
  Skype for Linuxリリースノート(英文)
  http://www.skype.com/download/skype/linux/changelog.html
  Skype for Linux公式ブログの該当エントリー(英文)
  http://share.skype.com/sites/linux/2008/02/skype_20_beta_update_x_marks_t.html

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Windows版Skypeに危険度の高い脆弱性、原因となった機能は一時的に無効化(2008/01/21)


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/02/07 11:43

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