Mozillaは8日、最新版のWebブラウザ「Firefox 2.0.0.12」をリリースした。Windows版、Mac OS版、Linux版がそれぞれ公開されており、Mozillaのサイトから無償ダウンロード可能。最新版は前バージョンで見つかった安全性と安定性に関する問題を修正している。
Firefox 2.0.0.12では、「ブラウジング履歴と前方ナビゲーションの読み取り脆弱性」「特権昇格、クロスサイトスクリプティング、リモートコードが実行される脆弱性」「メモリ破損により一定の条件下で任意のコードが実行される脆弱性」など、合計10件の修正を行なっている。
なお、上記3件の脆弱性の危険度はいずれも4段階のうち1番目に高い「最高」で、そのほかは、2番目の「高」が1件、3番目の「中」が3件、4番目の「低」が3件となっている。
関連情報
■URL
リリースノート
http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/2.0.0.12/releasenotes/
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( 野津 誠 )
2008/02/08 14:41
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