総務省は27日、2007年12月末時点での電気通信サービスの加入契約数を公表した。前年同期との比較では、IP電話の利用数は21.9%の増加、固定電話の契約数は6.5%の減少、携帯電話・PHSは5.5%の増加となった。
2007年12月末時点での、IP電話の利用数は1,676万6,000万件で、前年同期比21.9%増と増加傾向が続いている。内訳は、0AB~J番号が680万3,000万件(前年同期比102.8%増)、050番号が996万4,000万件(同4.2%減)。0AB~J番号が倍増する一方で、050番号は減少して1,000万件を下回った。
固定電話(加入電話およびISDN)の契約数は5,239万8,000件で、前年同期比6.5%の減少。内訳は、加入電話が4,508万8,000件(前年同期比6.5%減)、ISDNが659万件(同7.4%減)。携帯電話およびPHSの契約数は1億529万7,000件で、前年同期比5.5%の増加。内訳は、携帯電話が1億52万5,000件(前年同期比5.9%増)、PHSが477万2,000件(同2.4%減)で、携帯電話の加入数が1億件を突破した。また、第3世代携帯の契約数は8,330万5,000件で、携帯電話の契約数の82.9%を占めている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/080227_2.html
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( 三柳英樹 )
2008/02/27 19:27
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