百度、中国IM市場に参入へ

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百度、中国IM市場に参入へ

　中国サーチエンジン大手の百度は2月29日、中国のインスタントメッセージ（IM）市場に参入する意向があることを発表した。

　このIMサービスは、「Baidu Hi」と名付けられており、既に1年近くをかけて開発作業が進められている。百度は開発のための人員を雇用し、製品設計、研究開発、テストのすべての開発段階が百度によって行なわれる。現在、この新製品の内部テストが行なわれていると説明する。

　百度が中国のIM市場に参入することについて、ビジネスオペレーション担当バイスプレジデントであるHaoyu Shen氏は「インターネットコミュニティを作り上げる百度の強みと、『Baidu Knows』『Baidu Post Bar』『Baidu Space』などの人気製品を考えると、Baidu Hiが中国IM市場の強力な競争者になることに自信を抱いている」とコメントしている。

　中国では、中国内で開発されたIMサービス「QQ」が人気を博し、コミュニティサービスに発展するなど、IMサービスに大きな需要があり、PCだけでなく、携帯上のサービスにおいても激烈な競争が繰り広げられている。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（英文）
　 http://ir.baidu.com/phoenix.zhtml?c=188488&p=irol-newsArticle&ID=1113963&highlight=

（青木大我 taiga@scientist.com ）
2008/03/03 13:10

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