NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は25日、日米中間を結ぶ新しい大容量光海底ケーブル「Trans-Pacific Express」を、各国主要キャリアと共同で建設することに合意したと発表した。
Trans-Pacific Expressは、日本・中国大陸・韓国・台湾・米国を経由地とする、総延長約18,000kmの光海底ケーブル。容量は最大5.12Tbps。NTT Comの他、中国のChina Telecommunications、China Network Communications、China United Telecommunications、韓国のKT Corporation、台湾のChunghwa Telecom、米国のAT&T、Verizon Businessが建設協定に参加する。
現在、既に第1フェーズとして中国大陸・韓国・台湾と米国間を接続する南ルートを建設中で、さらに第2フェーズとして日本を経由する北ルートを建設する。運用開始は第1フェーズが2008年8月、第2フェーズは日中間が2009年第1四半期、日米間が2010年初頭を予定している。
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ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20080325.html
( 三柳英樹 )
2008/03/25 18:18
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