 |
 |
記事検索 |
最新ニュース |
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
iPhoneによってキャリアに年間20億ドルの追加的売上、米調査会社が試算 |
||||||||
|
||||||||
|
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
||||||||
|
Appleの携帯電話「iPhone」には、ユーザーだけでなく、携帯電話キャリアであるAT&Tも満足している一方、ユーザーが必ずしもiPhoneの全機能に満足しているわけではない状況であることがわかった。これは、米国の市場調査会社のRubicon Consultingが1日に発表したレポートによる。 それによると、iPhoneは携帯電話キャリアであるAT&Tに大きな利益をもたらしているという。AT&Tは、米国内におけるiPhoneの独占キャリアとなっている。iPhoneユーザーの約半数は、iPhoneを購入した時にこれまでのキャリアからAT&Tに乗り換えた。さらに、iPhoneユーザーはメールやWebブラウジングに多大な時間を費やすため、通常のユーザーよりも多くの通話料を支払う。この結果として、AT&Tには年間20億ドルの追加的売上があったものと試算している。 iPhoneユーザーの75％はApple製品のユーザーであり、半数は30歳以下。また、ユーザーの50％は通常の携帯電話からの乗り換え、残る40％は他のスマートフォンからの乗り換えだった。スマートフォンから乗り換えたユーザーのうち、最も多かったのはWindows MobileデバイスとRIM Blackberryだった。 また、データ機能のうち、iPhoneで最も多く利用している機能はメールで、ユーザーの70％は1日に最低1回は利用していた。さらに60％は毎日iPhoneでWebブラウジングを行なっていた。また、75％のユーザーが、以前の携帯電話よりもはるかに多くWebブラウジングするようになったと回答している。 しかし、不満点もありそうだ。iPhoneユーザーの40％は、表示したWebサイトがうまく表示できないことに不満を訴えている。このレポートではその理由として、iPhoneにAdobe Flashが欠けているからだと指摘している。また、iPhoneの物理的外観にも不満があり、大画面や親指キーボードを希望するユーザーもいるとしている。 関連情報 ■URL ニュースリリース（英文） http://www.businesswire.com/news/home/20080401006188/en ■関連記事 ・ 米Apple、GSM対応の“iPodケータイ”「iPhone」。11b/g無線LANも搭載（2007/01/10） ・ Appleの「iPhone」の粗利益は50％を超える可能性、分析会社が発表（2007/01/19）
（ 青木大我 taiga@scientist.com ）
- ページの先頭へ-
|
