ソニーは7日、動画共有サービス「eyeVio」において、日本音楽著作権協会(JASRAC)管理楽曲を利用した動画のアップロードに対応した。アップロード時にユーザーが使用楽曲を登録することで、JASRAC管理楽曲を演奏・歌唱した動画をアップロードし、公開できる。
ソニーでは2月12日に、eyeVioのユーザー投稿動画におけるJASRAC管理楽曲の使用について、JASRACとの契約締結を発表。JASRAC管理楽曲の投稿は3月に対応するとしていたが、システム構築に時間がかかっているとして開始を延期していた。
7日に開始されたJASRAC管理楽曲の投稿では、動画を投稿するユーザーがタイトル名・アーティスト名から楽曲を検索し、使用する楽曲と楽曲の利用範囲(演奏・歌唱・歌詞表示の有無)を登録した後に、動画をアップロードする手順となっている。著作権使用料はeyeVioが負担する。
これにより、ユーザーはJASRAC管理楽曲を演奏・歌唱した動画を投稿し、一般に公開できるようになった。アップロードできる動画はユーザー自身が演奏・歌唱したものに限られ、CDなどの録音音源をBGMなどに使用した動画はサービス対象外となる。
関連情報
■URL
eyeVio
http://eyevio.jp/
ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200804/08-045/index.html
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( 三柳英樹 )
2008/04/07 15:20
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