動画共有サイトのYouTubeは10日、アクセス解析サービス「YouTube Insight」に、リンク元を分析する機能を追加した。
この機能は、投稿した動画がどのような経緯で視聴されたかを、簡単にわかるようにしてくれるもの。各動画にたどりついたユーザーの行動が、YouTubeやGoogleの検索によるものか、YouTubeの関連動画から視聴されたものか、Webサイトやメールのリンクをクリックしたものかといった分類で見ることができる。
さらに広告主は、動画に関連する検索キーワードをレポートによって知ることができるため、どのキーワードにいくらで入札するかをより正確に決定できるようになる。
新機能は、YouTubeアカウントの「My Video」から「About this Video」の中の「Discovery」タブから見ることができる。「Discovery」タブは近々「Insight」に名前が変わる予定だ。リンク元は最大で50まで表示される。
また、同時期にYouTubeのユーザーインターフェイスが一部改良された。動画の下に「共有」「お気に入り」「再生リスト」「フラグ」というタブが表示されるようになり、それぞれの機能にアクセスしやすくなった。「共有」タブに表示される情報は国により異なっており、日本語サイトではmixiとYahoo! Japanが優先的に表示されているが、英語で利用されるグローバルサイトでは、MySpaceとFacebookが表示されるなどの変化がある。
関連情報
■URL
YouTube公式ブログの該当エントリー(英文)
http://www.youtube.com/blog?entry=P1y1CU54Fhg
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/04/11 11:39
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