Jストリームは15日、「P2Pライブ配信サービス」を開始した。ウタゴエ株式会社が開発したグリッド型ライブストリーミング配信システム「Ocean Grid」を使用する。
Ocean Gridでは、ライブストリーミングデータを視聴者間で直接リレー送信することで、大規模なライブ中継を実現。多数の視聴者が見込まれるインターネットライブ配信を低価格で実施できるという。JストリームのP2Pライブ配信サービスでは、同社の一般的なCDNを利用したライブ配信に比べて10分の1以下の料金に抑えられるとしている。
このシステムは、2月に行なわれたインターネット衛星「きずな(WINDS)」のH-IIAロケット14号機打ち上げライブ中継や、鹿島アントラーズのホームゲームの音声ライブ中継などで実績があるという。
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■URL
ニュースリリース
http://www.stream.co.jp/company/press/2008/080415/
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( 永沢 茂 )
2008/04/16 11:15
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