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GyaO STREAMの概念図
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USENは16日、法人向けのインターネット動画配信受託サービス「GyaO STREAM(ギャオストリーム)」の販売を開始した。
GyaO STREAMでは、動画配信サイト「GyaO」のシステムを利用し、法人ユーザーの動画をUSENが受託配信する。サービス開始当初は、顧客企業に応じてオンデマンド配信やライブ配信など3つのサービスを提供する。
動画のデータは、USENの指定受信IPアドレスに転送する。配信する際のエンコード方式はWMVで、DRMなしかMS-DRMを選べる。アクセスログと簡易な集計サービス(日次・週次・月次)も提供する。また、監視センターやカスタマーセンターなどのサポート体制も備える。
具体的なサービスとしては、自社で制作した動画をGyaOサーバーから配信する「GyaO STREAM type VOD」、生中継映像をGyaOセンター経由で配信する「GyaO STREAM type LIVE」、既にストリーミング配信設備を持っている企業へUSENがバックボーン回線を提供する「GyaO STREAM type TRANSIT」の3タイプを用意する。
また、2008年9月以降をめどに「GyaO STREAM type HD」「GyaO STREAM type DOWNLOAD」「GyaO STREAM type MOBILE」も提供する予定。なお、サービスの詳細は5月1日開設予定のサイト上で案内する。USENは、「これまで『GyaO』により培ってきたPCやテレビ端末での動画配信システムやノウハウを活用し、高品質かつ信頼性の高いサービスを低価格で提供する。料金は数十万円程度からを考えている」とコメントした。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.usen.com/admin/corp/news/pdf/2008/080416.pdf
( 野津 誠 )
2008/04/16 19:44
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