アップルは16日、Webブラウザ「Safari」の最新版となる「Safari 3.1.1」をリリースした。Windows版、Mac OS X版ともに脆弱性の修正が行なわれており、アップルではユーザーに対してアップデートを推奨している。
Safari 3.1.1では、合計4件の脆弱性を修正。4件中2件はWindows版のみに影響があり、2件はWindows版とMac OS X版の両方に影響がある。
Windows版のみに影響のある2件は、アドレスバーの偽装が可能になる脆弱性と、ファイルダウンロード時のメモリ破損の脆弱性。Windows版とMac OS X版に影響のある2件は、クロスサイトスクリプティングが可能になる脆弱性と、JavaScriptの処理に関する脆弱性。脆弱性を悪用された場合には、悪意のあるサイトを閲覧しただけで任意のコードを実行させられる危険がある。
関連情報
■URL
Safariダウンロード
http://www.apple.com/jp/safari/download/
脆弱性情報
http://support.apple.com/kb/HT1467
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( 三柳英樹 )
2008/04/17 13:30
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